映画版も公開され大好評を博したアニメ「宇宙兄弟」の劇中音楽を手がける作曲家・渡辺俊幸が、自らオーケストラを率いて贈る「宇宙兄弟」スペシャルコンサートが、今年も開催!

この日のために編成された宇宙兄弟オーケストラによる壮大な劇中曲の生演奏と、大スクリーンに映し出されるアニメ「宇宙兄弟」の名シーン・名セリフの数々。宇宙に魅せられた兄弟、六太と日々人が歩んできた宇宙飛行士への道を、アニメで兄弟の声を演じる平田広明とKENNの二人とともに振り返ります。

また、アニメのテーマソングを担当したアーティストによるスペシャルパフォーマンスも決定!

音楽と映像が紡ぎだす、兄弟の夢と希望、そして絆の物語――。
豪華出演者とともに、ここでしか味わえない「宇宙兄弟」の世界を感じてください。

少年時代、ふたりで宇宙へ行こうと誓い合った弟・ヒビトと兄・ムッタ。
その19年後の2025年―。
夢を叶えたヒビトが宇宙飛行士として脚光を浴びる一方、ムッタはまさかの無職となっていた。
そんな中、ムッタは幼いころの誓いを思い返し、ヒビトの遥か後ろから宇宙飛行士を目指し始める。
ふたりの夢が、再び動き出す!

2013年コンサート終了後のメッセージ

渡辺歩監督よりみなさまへのメッセージ

ワクワクしすぎて時間が経つのを忘れてしまって、本当にあっという間のひとときでした。生オーケストラは圧倒的で、空気が震える感じ。映像だけでは味わえない、不思議な迫力がありましたね。制作に追われて、昔のエピソードをじっくりと思い返すことは正直ほとんどないのですが、演奏を聞いていたら様々なシーンが頭の中に浮かんで、今までのストーリーがよみがえり、作品の深さを改めて感じましたね。一瞬にしてそういう気持ちにさせてくれる音楽って、やはり力のあるものだなと思いました。
なかでも、Rakeさんとオーケストラのコラボレーションは、本当にステキでした! Rakeさんの「素晴らしき世界」という曲は、1stシーズン最初のED曲だったのですが、当時はこの作品をどんなアニメにしていくか自分の中でも手探り状態で、そのときの気持ちがよみがえってきて、感慨深いものがありましたね。
「宇宙兄弟」の音楽はすばらしいので、常々、まとめて皆さんと一緒に聞けるような時間を共有したいなと考えていたんです。劇中だけにとどめておくのはもったいないなと。なので、今回、こういったかたちでオーケストラフィルムコンサートを実現できて、とても嬉しかったですし、僕自身も楽しませていただきました。ただ、ちょっと心配なことが…。僕はJAXAのユニホームを来て、六太スタイルのカツラをかぶって登壇させていただいたのですが、皆さんに変な人だと思われていないですかね…? ちなみに帽子付のカツラはお手製なんですよ(笑)。

三重野瞳さんよりみなさまへのメッセージ

実は私、オーケストラの演奏を生で聞くのが初めてだったんです。
こんなにステキなものだとは…想像以上でした!しかも演奏される曲が知っている曲なので、ワクワクしましたね。生演奏だとCDよりもさらにキラキラ感が増していました。本当に感動!
さらに、指揮をなさっていた渡辺先生がカッコよすぎます!私はずっと舞台袖で見させていただいていたのですが、あの指揮をなさっているときの凛々しい横顔は反則です!“この2本の腕で、すべてを操っている男”みたいな(笑)。普段はすごく穏やかでやさしい雰囲気の渡辺先生なんですけど、やっぱり違うなと。先生は経験豊富な方ですし、私とケンケン(KENN)がオロオロしていても、「うん、大丈夫」と渡辺先生が言ってくださると、安心できるぐらい、今日は一段とその存在が大きく見えましたね。
司会進行をしながら客席を見ていたら、コンサート前半ですでに泣いていらっしゃるお客さんがいたんです。私自身も袖で聞かせていただいて感動していましたが、客席で真正面から演奏を聞いたら、もう最初から泣いちゃうぐらい、心にグッとくるものがあるんだろうなぁと思いましたね。はあ、もっと長い時間聞いていたかったですね…。まだまだ曲はたくさんあるので、さらにいろんな曲をオーケストラコンサートで聞いてみたいと思いました。

Rakeさんよりみなさまへのメッセージ

ステージには生の楽器が並び、ステージ袖ではスイッチャーで映像を切り替えて、KENNさんの声が重なって…最初から最後まで、全て“生”にこだわって作り上げていく、手作り感のあるコンサートってどんどん減ってきていると思うんですよね。
「宇宙兄弟」という作品に思いを寄せる人たちが集まって、アレンジから演奏、そして映像まで作り上げて本番を迎えられていると思うと、そのこと自体にすごく感動しています。 フルオーケストラで、しかもドラムとギターもいて…。あれだけの人が一斉に音を鳴らすというのもあまりないことだと思うので、一音楽ファンとしてすごく興奮しました。
何と言っても本番のステージは、本当に緊張しましたね。
お客さんも「宇宙兄弟」に共感していらっしゃっている方々なので、ステージに立った瞬間作品へのリスペクトを持っていることがすぐに伝わってきました。だから僕もそれに少しでも答えられるようにと、気持ちを込めて歌わせていただきました。
渡辺先生には「素晴らしき世界」をすごく素敵にアレンジしていただいて、元の音源よりもさらにドラマチックな仕上がりになっていたことにも感動しました。間奏の部分にはグッとくるメロディが盛り込まれていたりしたので、僕自身も“宇宙の中で”というか、世界観を大事に歌わせていただいてすごく幸せな時間でした。

KENNさんよりみなさまへのメッセージ

南波日々人役で出演させていただいている僕が、今回セリフやナレーションを読むという形でオーケストラフィルムコンサートに参加させていただき、すごく新鮮な気持ちでした。
オーケストラの皆さまと一緒のステージに立って、生アフレコをするというのは、そうそうあることではありませんよね。演奏の合間で生アフレコをして、それをきっかけに演奏が始まる…という流れでしたので、言葉ひとつひとつに、さらに責任を持ちながら演じていました。
お客さまもすごく楽しまれていて、ステージに集中してくださっているなと感じましたね。Rakeさんが舞台袖で、「お客さんの作品愛が強いから、一音一音をものすごい集中力で聞いてくださっている」と仰っていたのですが、まさにその通りだなと。
個人的に印象に残っているのは、アンコールの「ロケットロード」。みんなで手拍子をしながら聞かせていただいたんですけど「オーケストラなのに手拍子してもいいんだ!?」って(笑)。クラシックのコンサートは厳かな雰囲気の中で静かに聞くものだと思っていたので、これは新感覚でしたね。とても楽しかったです!

渡辺俊幸さんよりみなさまへのメッセージ

フルオーケストラのコンサートは元々そうそうできることではないので、まず実現できたということが嬉しいです。しかも劇伴で書いたときのものを遥かに超える編成でお客さまに楽しんで聞いていただけて、音楽家としてとても嬉しかったですし、やりがいがありました。本当に最高のコンサートでした!
Rakeさんとのコラボレーションも、とても楽しかったですね。僕としては精いっぱい、彼の楽曲を―ケストラなりに感動的に聞いていただけるように編曲したつもりです。自分で言うのもなんですが、とっても上手くいったなあと(笑)。音楽家としてとてもいい結果を出せたという満足感と充実感でいっぱいです。自分で指揮をしながら、感動してしまいました。
Rakeさんの歌声はすばらしく、オーケストラのパワーにまったく劣らず、声量もあってパワフル。彼のような実力のあるシンガーと共演できて幸せでした。オーケストラをバックに歌うというのは難しいことですし、シンガーとしてプレッシャーは大きかったと思うんですよ。でもあれだけ堂々と歌い上げて、すばらしいと思いました。

宇宙兄弟 ORIGINAL SOUNDTRACK

原作を読み進めて行くうちに、なぜかエレキギターの音が脳裏に響いて来ました。六太と日々人が抱くあこがれや夢に対する想い、情熱を表現するのに相応しい楽器であると直感しました。全体としては、シンフォニクなテイストのサウンドの中で ディストーションのかかったエレキギターで旋律を奏でるというコンセプトは、本作のテーマとしてうまく機能したのではと自負しています。
様々な作品の音楽を担当する中で本作は、原作で内容を知った上でも、毎週心待ちにして観ている番組のひとつです。渡辺歩監督を始めとするスタッフの情熱が原作をさらに感動的な作品に昇華していると感じさせられます。
<作曲・渡辺俊幸>

映像にとっての幸せは良い音楽との出会いだと思う。「宇宙兄弟」は最高に幸せな作品である。先生に音楽をお願い出来て本当に良かった。僕のみならず「宇宙兄弟」に携わる全てのスタッフが、同じ思いでいると思う。
「宇宙兄弟」を飛び出した音楽は、夢を持ち追う全ての人に寄り添うエールになると思う。そして、夢が試される時、叶えたい気持ちが強く背中を押す時は、その夢を口に出してみる事をお薦めしたい。
「宇宙兄弟」は夢を追う者たちの物語だ。そのサントラは、夢だらけの音楽だと僕は思う。
<監督・渡辺 歩>

宇宙兄弟 ORIGINAL SOUNDTRACK
2013/12/04発売
渡辺俊幸作曲、宇宙兄弟のバラエティ豊かなBGMをディスク3枚に収録した豪華版!
初回仕様:三方背ケース
SVWC-7965
税込価格:¥3,500

http://www.aniplex.co.jp/uchukyodai/